日々の徒然

「いつか寺子屋的なところで働きて〜」と思っている人が書いています。人材育成、生涯学習、心理学がテーマ。

コーピングは、数を増やせばいいだけじゃない

こんにちは。
今日はコーピングのお話です。
コーピングとは?という方は、こちらに分かりやすく解説記事が上がっているので参照ください。

ストレス解消法をたくさん持ってストレスに強くなろう|こころを使いこなす技術|とくさん|cakes(ケイクス)

先日のカウンセリングで、「ちゃんと癒やしの時間をとっていますか?」とカウンセラーさんに聞かれました。何を隠そう、私はとてもコーピングのレパートリーが少ない!癒やしの時間のとり方、自分を癒す方法(=コーピング)については、ここ半年くらい、ずっとカウンセラーさんとディスカッションしてきました。
(ちなみにそのカウンセラーさんは、深夜にミートソースを作るのが一番のコーピングらしい。)

私がいつも行っているコーピング(特にストレスマックス時)は、
・過食
・アルコールを浴びるように飲む
の二つでした。


精神にある程度余裕がある時は、散歩をする、日記を書く、花を買う、、、など、もう少し「癒し」っぽいことができます。ただ、ストレスマックス時は、そんな余裕もなく。自称行為のように、全てを忘れるために、気持ち悪くなるまで暴飲暴食することがよくありました。暴飲暴食中はスッキリするものの、その後押し寄せる後悔と増えた体重。。。。そのため、これはあまり良いコーピングではないなぁと思っていました。

隠しても仕方がないか、と、過食・暴飲暴食癖があることをカウンセラーさんに伝えました。

すると、カウンセラーさんは、「コーピングは、数を増やすというのも一つの手ですが、“質を上げる”というのも有効です」とアドバイスをくれました。

例えば、たくさん食べたい!と思った時。コンビニのラーメンを買うのではなく、有名ラーメン店に行ってみる。アイスを食べたいならハーゲンダッツを買う。お酒は発泡酒ではなく、クラフトビールを飲みにいく。

「ご飯も、お酒も、"嗜んでいる"時間を責める人はいません」

目から鱗でした。ストレスが原因で飲み食いするのは悪いこと、という無意識のうちに自罰的になっていましたが、「そっか!!!!嗜めばいいのか!!!!ええやん!!!!食べても!!!!」と、一気にハッピーに。「食べる」「のむ」という行為自体をやめる必要がないので、私にとってもストレスが少ない。最高〜!

もし、私のように「コーピングの種類が少なくてしんどいな…」と感じている人がいたら、「今、行っているコーピングの質を上げるとしたら?」と考えてみてください。